2021年11月06日
ノズルリターンスプリング

先日スライドを変更した1号機(タカシ)。

以前から気になっていたノズルリターンスプリング。レートを上げると連射性能があがる代わりにホールドオープンしなくなるというウワサ。それを検証すべくAIPのスプリング、レート120%と140%の2種類を用意しました。
純正を100%として3本並べてみると…140%だけバネの巻き数がわずかに多く100%と120%はほぼ同じ。まぁあれこれ考える前にとりあえず試してみることに。

ハイキャパのリターンスプリングはリアサイトの所からアクセスできるので簡単に取り換え可能。(※純正リアサイトはブリーチの取り外しが必要)で、純正スプリングを基準として結論を言うと
120% 連射性能:やや向上 ホールドオープン:〇
140% 連射性能:アゲアゲ ホールドオープン:✕
という結果でした。
140%はハッキリわかるレベルで連射性能があがります。さらにリコイルも弱くなり撃ちやすくなりました。
理由としてはスプリングの巻き数が多くなることで物理的にピストンとノズルのストロークが短くなる、さらにボア容量も小さくなるのでブローバックパワーもダウン、その結果スライドのストロークも短くなるので連射性能があがり、リコイルも弱くなる…という理屈だと思います。
で、120%のスプリング。
「お!速くなったかも」という感じの連射感。もともと使っていた純正スプリングがヘタってたのかもしれませんが大きな差は感じないまでもなかなか良いフィーリング。そしてホールドオープンもバッチリOK。20%の違いが本当にあるのかどうかレートを正確に測るものがないのでわかりませんが気のもんかもしれませんね。

ついでにカウテクのラッガーをAIPのサイトカバーに交換。4.3スライドは加工してもこのカウテクのラッガーくらいしか選択肢がなかったのですが5.1スライドに変更したのでこのサイトカバーが使えるようになりました。カウテクのラッガーは見た目にはカッコイイんですが持ち運びの時は取り外しておかないとスライドに負荷がかかるのでいちいち面倒だったんですよね。これでひとつ面倒が減りました(めでたし)。

で、話をノズルリターンスプリングに戻すと…JSCなどシューティングマッチのレギュレーションではホールドオープンすることが条件だったりするので現状では140%の物は使用できません(出場する予定もないけど…)。もしかしたらリコイルスプリングやらメインスプリングを調整すればホールドオープンするようになって使えるようにできるかもしれませんが…
ということで今月のPPSはタカシ120%で行こうと思います。
Posted by harumaki at 21:20│Comments(0)