2022年05月26日
4号機性能チェック

紆余曲折ありながら再組み立てした4号機。動作確認は取れているので今回は性能チェック。

で、このたび導入した弾速計。
G FORCE 「BB POWER TESTER」
弾速計…持ってなかったんですよねー。基本的に今までやってきたカスタムで弾速があがるようなメニューはなかったのであまり必要を感じていなくてレンジに行った時に計測するくらいでした。
今回はノンホップバレルを投入してパワーオーバーする可能性も出てきたので入手した次第。

で、今回この弾速計を選んだのは
なんかイケてたから
という理由と、国内メーカーだからという理由。
「G FORCE」といえばラジコンのイメージが強いんですけどね。
ディスプレイも有機ELで見やすい表示。操作や設定もシンプルでわかりやすくなってます。

まず1号機、弾はマルイのバイオ0.20g、パワーソースはマルイのHFC134aで計測。
結果は8発平均 77.1m/s
メイプルリーフの長掛けホップの影響ですかね?随分と初速が抑えられてる感じ。

で、同じ条件で4号機、平均で86.9m/s。
やっぱり結構あがっちゃいますね。
単純にホップバレルだとパッキンとBB弾の間にスキマがあり、そこから逃げる圧の分だけ初速が抑えられるのですがノンホップバレルではパッキンとBB弾がほぼ完全に圧の逃げ道を塞いでしまうのでパワーロスなくシュートし、その分初速が上がります。
なのでノンホップバレルを投入した場合はパッキンが硬化してしまったりで知らないうちにパワーオーバーしちゃう可能性もあるな…と思い弾速計を導入したワケです。

ちなみに2号機と3号機も計測、どちらもホップバレルにノーマルパッキン。2号機はこんなもんかなと思う範疇でしたが意外だったのが3号機。
以前1号機に搭載していたCOWCOWのブリーチとノズルに換装したのですがエラく初速があがってました。
ボアアップされたエンジンなのでパワーがあがっちゃったんですね…しらんけど。

で、肝心のあきゅらしぃはというと…
あらららら?
ノンホップバレルで組んだ4号機、前回チャンバーからケツがハミ出たまま組んで撃った時のほうがまとまってたような気が…という結果。特に左右にバラけてる気がします。もしかしてどっか壊れたか?…ということはないと思うのですが一旦またバラしてチェックかな…原因はだいたい見当ついてるんですけどね。
やれやれ、長くなりそうだぜ…
Posted by harumaki at
21:21
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2022年05月24日
はみけつのハミケツ問題

組み上がった新しいおともだち「4号機くん」(右)。元気いっぱいの素直な子です。
ノンホップバレルを組み込んだ効果もあり命中精度も申し分なし…
が、しかし
どうしても気になるのが
「はみけつがハミケツしてる問題」
※前回記事参照
これについて検証すべくバレルまわりをバラしました。
で、断っておきますがFIREFLYのノンホップバレル「はみけつ」は純正バレルの各寸法を高精度でトレースした確かな商品ですのでそこんトコよろしく。

そもそもチャンバー。1号機のクローン機というコンセプトのため同じ「メイプルリーフ」のチャンバーを投入したのですが他のチャンバーと比較してみると…
なるほど…他のチャンバーもカバーの上部には多少スキマができちゃうみたい。
ただノンホップバレル「はみけつ」を組み込んだ場合、純正もガーダー製もこのスキマが広がることはないのですがメイプルの物だけスキマが広がりハミケツしてしまいます。

ちなみにバレルなしでのこのスキマ、シックネスゲージでアタリをつけてみると0.10~0.15mmくらいでした。

当初、はみけつバレルに咬ませるOリングが原因だと思っていたのでチャンバーのマズル側の内径を計測してみると…
やっぱり狭いぢゃん!
という結果に。しかしその後Oリングを取り外してチャンバーに組み込んでみると…
まだハミケツしとるがな…
何故(Why)?という疑問になるところ…ですが答えはもうこれ一択。

ですよねー、という感じ。
1号機にはこのチャンバーに同じメイプルリーフのインナーバレルを組み合わせたからか特に問題が発生しなかったのですが…そのためココを疑うことがありませんでした。
要するにインナーバレルをロックする出っ張りが純正サイズよりデカいのが原因だったみたい。

原因がわかれば話は早いワケで
削。
カスタムとは削ること也

そんなこんなでバレルと合わせてみるとこんな感じに
まだハミっとりまんがな!
と言われそうですが処理後はスキマが小さくなりブリーチ側のスキマはなくなっています、写真ではわかりづらいですけどね。なによりこれでネジ止めがしっかりできるようになったと思います…多分ね、多分。
このメイプルリーフのチャンバー、先にも書きましたがインナーバレルを挟み込む部分の内径が純正よりも狭めに設計されているせいかバレルの保持力がとても高いように思います。
純正などは衝撃を逃がす目的で緩めに設計しているのかもしれないのでどちらが良いのか正直わからないところですが命中精度をあげるという目的であればメイプルリーフのチャンバーはアリかと。
まぁカスタムってすんなり行かないことだらけですよね。これで対処できたかどうか…しばらく撃ってみて判断しまーす。
Posted by harumaki at
22:13
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2022年05月18日
4号機製作、スライド組み

ちゅーコトでスライド…すでに組めちゃってます。さりげなくスミ入れも完了。

まず肝のエンジン。
airsoft masterpiece「EDGE」のブリーチ+純正ローディングノズルの組み合わせ。このブリーチ、あらかじめ40%ガスカットされているのが特徴。ガスカットのために溝を埋める面倒がなくて気に入ってます。もちろん重量も16gと軽量。ほぼポン付けでOK。ただ…
高い…
なので2号機に使用していた中古を移植しました。慣らし運転も済んでますしね。

前回写真で登場した「AIP ハンマープロテクション」

こんな感じでスライドのおケツ、ファイアリングピンの位置に取り付けます。
文字どおりスライドを保護してくれるパーツですがコイツを取り付けた厚みだけコッキング方向にハンマーが倒れてくれるのでブローバックにかかる負荷が軽減されるという旨味のあるパーツ…らしいのですが効果は微々たるものだと思います。
一応4機すべてのレースガンに取り付けてます。

で、このタイミングで導入しようと思うノンホップバレル
ファイアフライ「はみけつ」
以前に組み込んで試したことがあるのですがいよいよ本格的に投入。
チャンバーはシャーシとの相性が良いメイプルリーフの物。

前に組んだ時から疑問だったのですが…このO−リング

コイツのせいでチャンバーカバーがきちんと閉じないんですよね…「だから『はみけつ』なのかぁ〜」と妙に納得しつつこのまま組み込みます。
(※後日はみ出る原因が判明しました。また記事に書きます。良い子のみんなはハミっちゃダメだよ!)

リコイルプラグ&ガイドはAIPのアルミ製の軽いヤツ。スプリングはまだ若いので1号機のセッティングよりもやや長めにカットした物を入れます。

サイトカバーもAIPの軽いヤツ。ノズルリターンスプリングは120%…とされているヤツを入れます。

てな感じで撃てる状態までこぎつけました。
4号機に投入したノンホップバレルに問題がなければ1号機にも投入しようと目論み中。
さてさて次はいよいよテストラン…ちゃんと動いてくれたらいいんだけどね。
では、
Posted by harumaki at
20:09
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2022年05月13日
4号機製作、フレーム組み

シャーシとスライドの長さ調整が完了したのでフレームを組んでいきます。アムロ行きます。

前回のカスタムハンマー同様、インナーパーツも変更。まずシアーはCOWCOW TECHNOLOGYのステンレスシアーを使用…
しあーをしよー…
しあーをしよー…
しあーをしよー…
そもそも「レースガンを作ってみよう!」と思い立ってまず考えたのが「丈夫で壊れない」という方向性。
なので「強化」とか「耐久性」などのワードを辿って行くと自然にステンレスパーツに行き着いたという小学3年生くらい単純な発想。
このステンレス同士の組合せがとりあえず今は一番気に入ってます。

1号機製作当時、ステンレス教の信者と化した私はノッカーロックもステンレス製に変更。これもカウテクの物で効果のほうは…
わかりません…

とにかく「強化」したかった当時の私。見つけてしまったのが同じくカウテク「強化インナーシャーシ」。効果はやはり…
わかりません…
ただコイツがちょっと厄介者で

4.3のシャーシカバーだとポン付けできないんですよね…
なので干渉している矢印のくぼみを削って広げてやる必要があります。

さらに今回はシャーシとの相性も悪く、きちんとハマらない…1号機の時はそんなことなかったんですけどね。個体差かな?と思いつつフレーム側を削って調整。
たぶんこれで強化されたコトでしょう、たぶんね…

ノッカーとディスコネクターは純正を使います。
ディスコネクターに関しては以前にステンレス製の物を使っていた時期もあったのですがいろいろトラブルもあり今は純正を使っています。

そしてまだある「強化」パーツ。右に写っているのがAIPの強化プランジャー。これは多少の効果を感じられるレベルでサムセフティの操作が滑らかになります。
左に写ってるハンマープロテクションはまた次回にでも。

という感じで1号機とまったく同じパーツで組み上げ。金属同士が擦り合う場所をしっかりグリスアップ。
ネジ止めする2か所は低強度のネジロック剤をお見舞。
シリコンオイルはネジロック剤が乾いてから吹きかけます。

てな感じで4号機の腰下、フレーム組み完了。
グリップスクリューまで同じにしたから見た目の区別がつかないですね。
とりあえず完成まであと少し
はたしていつになるのか?
気長に待て!
Posted by harumaki at
20:56
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2022年05月05日
ハーフコック(ロック)キャンセル

全然進まない4号機製作。少し進展があったので記事にしてみました。

たぶん1号機でやったことを繰り返しているだけなのでイマイチやる気が出ないのかもしれませんが今回はハンマーいじり。
ライラクス NINE BALL ハイキャパカスタムハンマー
たしか2種類あって黒がスチール製でこのシルバーはステンレス製。

純正と比較するとカスタムハンマーのハーフコックノッチが深くエグれているのがわかりますが全体的な形状や各部のアールにそれほど大きな違いはありません。
で、「ハーフコック」について。
ノーマルだとハンマーがハーフコックに入るとトリガーがロックされて撃てなくなったりします。これはハンマー側面にある突起がディスコネクターにひっかかりシアーをロックすることで発生するのですが連射性能をアゲる上では動作の負荷になる不用な機構です。

このハーフコックロックをキャンセルするには…
①ハーフコックノッチを削り飛ばす
②ディスコネクターを加工
③ハンマー側面の突起を削り飛ばす
という3つの方法があります。
私は3つともテストしてみましたが結果③の「突起を削り飛ばす」のみをチョイスしています。その理由として
①ハーフコックノッチを削る方法ではバースト(2連射、3連射)が発生。
②ディスコネクター加工(「ト」←の横棒を切除する加工)ではディスコネクター自体の動きが悪くなってブローバックの負荷に。
という経緯から。
①②どちらの方法も突き詰めればトラブルなくキャンセルできる方法かもしれませんが私はリスクが少なかった「突起を削り飛ばす」方法を採用。
ただしこの「突起」を削ってしまうとディスコネクターが出っぱなしになりノーマル時のようにトリガーと連動してディスコネクターが下がるという動きがなくなります。なのでこの方法を採用してもスライドにある程度の負荷をかけてしまうのでご注意を。

てなワケで突起をリューターで削り飛ばしました。
ステンレスなんでカタいカタい…少し表面が波打ってますがなめらか仕上げにできたのでOK。

で、今回ハンマーをいじるにあたって導入した「マイクロポンチセット」。
2㎜のポンチは持っていたので事足りていたのですが腕時計のメンテナンスなどにも使えるようにもっと細いポンチが欲しかったので購入しました。

ハンマーとストラットはこのピンでつながっているのでポンチで「ドーン!」と押し出して抜くのですが抜く時は「このピン、こっちの方が細くない?」と思った方から押して抜き出してください。

たかがピン、されどピンですが一応方向性があります。片側がストッパーになるように太くなってるんですよねー。なので抜く時も打ち込む時も方向を間違えると苦労しますよ。

で、抜き取ったピンを流用してカスタムハンマーにストラットを取り付けます。物は
COWCOW TECHNOLOGY S.S Hammer Strut
「S.S」なんで多分ステンレス製なんだと思います。しかもブラックチタニウムコーティングされてます。効果は…わかりません。別に純正で充分だと思うパーツなのですが1号機に搭載しているので4号機にも入れるというだけ。

で、今度はピンを打ち込む作業ですが写真のような金床(アンビル)の上でやると楽に圧入できます。

せっかくいろいろ道具を出したのでトリガーもついでに変更しときます。トリガーは「スプリングピン」と呼ばれる筒みたいなピンでトリガーバーと固定されています。今までは精密ドライバーなどで押し出していましたが今回は1.5㎜のポンチがあるのでそいつで「ドーン!」と押し出して…

打ち込みも金床の上で「丼!」と打ち込みました。
と、まぁ今回はこんなトコで。
Posted by harumaki at
21:29
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