2022年05月24日
はみけつのハミケツ問題

組み上がった新しいおともだち「4号機くん」(右)。元気いっぱいの素直な子です。
ノンホップバレルを組み込んだ効果もあり命中精度も申し分なし…
が、しかし
どうしても気になるのが
「はみけつがハミケツしてる問題」
※前回記事参照
これについて検証すべくバレルまわりをバラしました。
で、断っておきますがFIREFLYのノンホップバレル「はみけつ」は純正バレルの各寸法を高精度でトレースした確かな商品ですのでそこんトコよろしく。

そもそもチャンバー。1号機のクローン機というコンセプトのため同じ「メイプルリーフ」のチャンバーを投入したのですが他のチャンバーと比較してみると…
なるほど…他のチャンバーもカバーの上部には多少スキマができちゃうみたい。
ただノンホップバレル「はみけつ」を組み込んだ場合、純正もガーダー製もこのスキマが広がることはないのですがメイプルの物だけスキマが広がりハミケツしてしまいます。

ちなみにバレルなしでのこのスキマ、シックネスゲージでアタリをつけてみると0.10~0.15mmくらいでした。

当初、はみけつバレルに咬ませるOリングが原因だと思っていたのでチャンバーのマズル側の内径を計測してみると…
やっぱり狭いぢゃん!
という結果に。しかしその後Oリングを取り外してチャンバーに組み込んでみると…
まだハミケツしとるがな…
何故(Why)?という疑問になるところ…ですが答えはもうこれ一択。

ですよねー、という感じ。
1号機にはこのチャンバーに同じメイプルリーフのインナーバレルを組み合わせたからか特に問題が発生しなかったのですが…そのためココを疑うことがありませんでした。
要するにインナーバレルをロックする出っ張りが純正サイズよりデカいのが原因だったみたい。

原因がわかれば話は早いワケで
削。
カスタムとは削ること也

そんなこんなでバレルと合わせてみるとこんな感じに
まだハミっとりまんがな!
と言われそうですが処理後はスキマが小さくなりブリーチ側のスキマはなくなっています、写真ではわかりづらいですけどね。なによりこれでネジ止めがしっかりできるようになったと思います…多分ね、多分。
このメイプルリーフのチャンバー、先にも書きましたがインナーバレルを挟み込む部分の内径が純正よりも狭めに設計されているせいかバレルの保持力がとても高いように思います。
純正などは衝撃を逃がす目的で緩めに設計しているのかもしれないのでどちらが良いのか正直わからないところですが命中精度をあげるという目的であればメイプルリーフのチャンバーはアリかと。
まぁカスタムってすんなり行かないことだらけですよね。これで対処できたかどうか…しばらく撃ってみて判断しまーす。
Posted by harumaki at
22:13
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