2022年05月05日

ハーフコック(ロック)キャンセル

ハーフコック(ロック)キャンセル

全然進まない4号機製作。少し進展があったので記事にしてみました。

ハーフコック(ロック)キャンセル

たぶん1号機でやったことを繰り返しているだけなのでイマイチやる気が出ないのかもしれませんが今回はハンマーいじり。

ライラクス NINE BALL ハイキャパカスタムハンマー

たしか2種類あって黒がスチール製でこのシルバーはステンレス製。

ハーフコック(ロック)キャンセル

純正と比較するとカスタムハンマーのハーフコックノッチが深くエグれているのがわかりますが全体的な形状や各部のアールにそれほど大きな違いはありません。

で、「ハーフコック」について。

ノーマルだとハンマーがハーフコックに入るとトリガーがロックされて撃てなくなったりします。これはハンマー側面にある突起がディスコネクターにひっかかりシアーをロックすることで発生するのですが連射性能をアゲる上では動作の負荷になる不用な機構です。

ハーフコック(ロック)キャンセル

このハーフコックロックをキャンセルするには…

①ハーフコックノッチを削り飛ばす

②ディスコネクターを加工

③ハンマー側面の突起を削り飛ばす


という3つの方法があります。

私は3つともテストしてみましたが結果③の「突起を削り飛ばす」のみをチョイスしています。その理由として

①ハーフコックノッチを削る方法ではバースト(2連射、3連射)が発生。

②ディスコネクター加工(「ト」←の横棒を切除する加工)ではディスコネクター自体の動きが悪くなってブローバックの負荷に。

という経緯から。

①②どちらの方法も突き詰めればトラブルなくキャンセルできる方法かもしれませんが私はリスクが少なかった「突起を削り飛ばす」方法を採用。

ただしこの「突起」を削ってしまうとディスコネクターが出っぱなしになりノーマル時のようにトリガーと連動してディスコネクターが下がるという動きがなくなります。なのでこの方法を採用してもスライドにある程度の負荷をかけてしまうのでご注意を。


ハーフコック(ロック)キャンセル

てなワケで突起をリューターで削り飛ばしました。

ステンレスなんでカタいカタい…少し表面が波打ってますがなめらか仕上げにできたのでOK。

ハーフコック(ロック)キャンセル

で、今回ハンマーをいじるにあたって導入した「マイクロポンチセット」

2㎜のポンチは持っていたので事足りていたのですが腕時計のメンテナンスなどにも使えるようにもっと細いポンチが欲しかったので購入しました。

ハーフコック(ロック)キャンセル

ハンマーとストラットはこのピンでつながっているのでポンチで「ドーン!」と押し出して抜くのですが抜く時は「このピン、こっちの方が細くない?」と思った方から押して抜き出してください。

ハーフコック(ロック)キャンセル

たかがピン、されどピンですが一応方向性があります。片側がストッパーになるように太くなってるんですよねー。なので抜く時も打ち込む時も方向を間違えると苦労しますよ。

ハーフコック(ロック)キャンセル

で、抜き取ったピンを流用してカスタムハンマーにストラットを取り付けます。物は

COWCOW TECHNOLOGY S.S Hammer Strut

「S.S」なんで多分ステンレス製なんだと思います。しかもブラックチタニウムコーティングされてます。効果は…わかりません。別に純正で充分だと思うパーツなのですが1号機に搭載しているので4号機にも入れるというだけ。

ハーフコック(ロック)キャンセル

で、今度はピンを打ち込む作業ですが写真のような金床(アンビル)の上でやると楽に圧入できます。

ハーフコック(ロック)キャンセル

せっかくいろいろ道具を出したのでトリガーもついでに変更しときます。トリガーは「スプリングピン」と呼ばれる筒みたいなピンでトリガーバーと固定されています。今までは精密ドライバーなどで押し出していましたが今回は1.5㎜のポンチがあるのでそいつで「ドーン!」と押し出して…

ハーフコック(ロック)キャンセル

打ち込みも金床の上で「丼!」と打ち込みました。

と、まぁ今回はこんなトコで。








Posted by harumaki at 21:29│Comments(0)
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