2022年07月24日
経過報告②
割れたスライドたちよ…かたじけない。
ちなみにコイツは先日割れたビーチボーイズのタカシ?ユタカ?どっちだっけ?どっちでもええわ…割れて欠損した部分をエポキシパテで埋めたヤツ。コレを使って割れる要因を検証してみたところ…さっぱりわかりませんでした。でもこの割れ方をみてピンときたのですが…構造上ブリーチが内部で動いてるわけでもない、となると瞬発的に強い衝撃がスライド背部にかかって割れているのではなかろうか?…つまりイメージでいうと
こういう感じ。
むかし物理学者の大槻義彦教授は「世の中の超常現象の大半はプラズマ現象で説明がつく」と言っていましたが多分このスライドが割れてしまう原因もプラズマが関係しているのではないかというひとつの仮説に至りスライドの内部で何が起きているのかをおさらいしてみることに…
まず弾を発射するとスライドがブローバック(後退)します。この時もおそらくプラズマが発生しているのでしょうがフルストロークするとリコイルガイドに取り付けてあるバッファーがプラズマを吸収。そのため「スライドが割れる」という超常現象から免れることができているのがわかります。
しかし今取り組んでいる問題はブローバック後のスライドのリターン。
前回リコイルスプリングのテンションを調整する(前回記事参照)ことでできるだけプラズマを発生させないというコトに取り組んだワケですが…これは謂わば「対処療法」であって「原因療法」ではない…つまりスライドの割れるまでの時間を少し先延ばしにしたというだけでスライドが割れる原因そのものにアクセスしたわけではないというコト。
で、改めて「割れる原因」を考えてみたのですが、ノンホップバレル「はみけつ」を搭載したことでリターン時の衝撃を吸収する役割も担っていたゴム製のホップパッキンがなくなり100%濃厚プラズマがスライド背部をアタック、そして粉砕…と思われる7月24日現在。
じゃあどっかに衝撃を吸収するバッファー的な物を設置してやれば…と考えながらブリーチをしげしげと眺めていると見つけました。
「ここ…アリぢゃね?」
ということで思い立ったら即行動。
さすがにカスタムブリーチでいきなり検証するのはリスクが高いため保管していた純正肉抜きブリーチ君に犠牲になってもらうことに。
意図は単純にこのブリーチ背部の出っ張った部分を削ってスライドとの間にできるスペースにやわらかーい素材を挟みこんで衝撃を吸収するという作戦。
ということで関西ホームセンター界の雄「コーナン」にまっしぐら。そこで見つけたクロロプレンゴムシート、注目すべきは「弾力性◎」。コイツを適正サイズにカットし穴あけポンチでネジを通す3㎜の穴をプラズマパワーで「ズドーン」。
ちなみにこのゴムシート厚さが1㎜ですがブリーチの出っ張りは1㎜も削ってません。削りすぎてこのゴムバッファーがスカスカに入ってしまうと意味がなくなるので先にこのゴムバッファーを用意してブリーチが少しキツイけど何とかスライドに収まる、という所まで削りました。
で、こんな感じでスライドを組んでみたわけですが…どうなることですかね?正直それほど期待はしていませんが…これからまた検証してみたいと思った、ある日曜日の夜。
Posted by harumaki at 23:27│Comments(0)