2022年09月01日
はみ改計画⑤

ね?
「すーん」
だったでしょ?…てなワケで連日投稿。
ノンホップバレル「はみけつ」の改造用に試作を繰り返してきたゴムパッキン。

スライド破損防止のためチャンバー内部のパッキンをこのように金属とゴムのハイブリッド型へ改造。

で、このパッキンのゴム部分をガソリンホースを加工して製作していたのですが、うまく削れなかったり、削りすぎて穴がデカくなったり、腹が減ってポテチを食ったり…結局10個くらい作って4袋は食ったかなぁ…
一応設計図はこんな感じ。
バカボンのパパは特に意味なし。

ようやく納得できる渾身のパッキンが1つ完成。
パッキンのテストチェックはあらかた済んでいたのですがマジセッティングでのパフォーマンスを見たかったのでブリーチをスライド破損対策用に加工した※過去記事参照バッファー付きのヤツ(青)から普通の物(赤)に変更。

スライドはテストを重ねボロボロになった勇敢なコイツを使用。
でもこのスライド、改造ゴムパッキンを導入してから一切破損しなくなりました。なので目的は果たせてるみたい。
この他にチャンバーカバーを純正に、インナーバレルを6インチに変更しフロントブロックも搭載して性能を見ていきます。

まず弾速。そこそこ安定。
ローディングノズルとの接点を見直した結果、初期の試作品と比較して10m/sほど上昇。ちょっと上がりすぎかな?と思いますが組み込み直後の計測なので撃ち込めば少し下がるはず。
気密を稼ぐためタイトにしすぎるとローディングノズルの抜き差しがスムーズではなくなるし…なかなか厄介でした。

で肝心の集弾性能…
ん?
なんか変…悪くはないのですが改造する前のノーマルの時ほど良くはない。オマケに大きくハズレる着弾もちらほら…
なんぢゃ?ちゅーコトでバレルまわりをバラしてチェック。でも特に異常も見当たらない…
「やれやれ…また新しい冒険の始まりかぁ?」と思いながらポテチ(うす塩味)を食った時、気づきました

やっぱりね。
弾を変えたらこの通り問題ない集弾ディズム。この夏の暑さも手伝ってマルイのバイオ弾の精度が落ちちゃってたみたいですね。でもさすがはノンホップ、弾の精度には敏感。

で、ブルズアイを200発くらい撃った後に再び弾速チェック。予想してた通り少し弾速は下がりましたが90m/sあたりをキープしています。
そんなワケで一応は一段落。けれどこれで完成というワケではなくこれからは耐久性を検証しなければなりません。もともとバイク用のガソリンホースなので耐油性、耐候性には優れていて丈夫な素材ではありますが弾力性や耐摩耗性はシリコンゴムには劣るはず。なのでそのあたりが不安材料です。
まぁとりあえず撃ち込んで見て行くしかないわね。
それでは今回はこのへんで…
Posted by harumaki at 17:09│Comments(0)