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Posted by ミリタリーブログ at

2022年06月04日

DAA Race Master Holster



4号機製作が頓挫しているので今回は別のお話。

少し前になりますがオークションで落札しました。


Double Alpha Academy "Race Master Holster"


STI 2011用、未使用品という状態でマズルサポートも付属。良い物を譲っていただきました。

サファリの014、015同様、しばらく使うこともないでしょう…「じゃあなんで買うの?」という疑問が当然浮かぶワケですが、ズバリ


触ってみたいから。


としかお答えできないオジサンの好奇心…おわかりいただけるでしょうか?



まぁなんやかんや言うたかて買うてもーたもんはしゃーないやんけーちゅーコトでペタペタ指紋をつけていきます。

銃を載っけてみるとこんな感じ。遊びやグラつきもなくジャストフィットです。マズルサポートの安定感も見た目のチャチさに反してそこそこしっかり。



ハンガーのベルトループはこんな感じ。AIPのベルト幅39mmで少しキツイかな?という感じ。

同じ高さにセッティングした場合DAA のパッドの位置がAIPの物より下目に来ます。この違いがドロウの感覚にわりと影響するなーと思いました。



でホールドの仕組みはオーソドックスな片持ち。ただホールド感はかなりタイト、これも好みが分かれるポイントかもしれませんね。

ドロウで抜けるポイントは狭い印象。「バドグリは許さないゾ♡」とでも言ってるかのようにポイントがズレると引っかかって抜けまへん。

AIPやサファリ015は引っかかりながらも抜けてしまうため危うくドロップしそうになることがありますがこのレースマスターは引っかかると「ロック解除し忘れた?」って思うくらい抜けません。なのでガンドロップなどのリスクは軽減するかもしれませんね。



調整幅はかなりワイド。

紫の矢印でハンガーシャフトの角度調整、黄色で高さ&シャフトでの左右角度調整、赤でボールジョイントでの角度調整が可能。

そしてナイスなのが緑色の矢印…



なんと伸びます!カラダからの距離が稼げるのはホリゾンタルマウントのユーザーにとってありがたいポイント。



難点はハンガーとボールジョイントの剛性。

材質がアルミなのでスクリューで固定した場所が写真のように削れてしまいます。また固定のトルクが甘いとグラグラ動いてさらに削れてしまうので注意が必要。

そもそもこういう物なので不良品というわけじゃないみたい…  



その対策品としてL.E.M.supply co.さんから販売されてるのが


名人商会 ステンレスボールジョイントロッド


二言目には「ステンレス、ステンレス」とホザいていますがレースマスターユーザーにはありがたい一品。



固定用スクリューが付属しているのですが先端の形状が違っていてボール部分を傷つけないようになっています。



で、実際に組み込んでみるとかなりの剛性。

象が踏んでも…

大丈夫ではないと思いますが元々のアルミのジョイントより遥かに安心感があります。



取り外してみるとさすがに少し跡がつきましたがキズというより凹んだという感じ、ナイスです。



という感じでDAAレースマスターについてレビューしてみたワケですが…

そもそも実銃用のレースホルスターってそこらへんに売ってないし選択肢も限られて情報量も少ないですよねー。

しかも気軽に買える値段じゃないものも多く、思い切って買ってみたら自分に合ってない…なんてこともあるかもしれないですしね。


ご参考になれば幸いです。でわでわ、








  


Posted by harumaki at 20:36Comments(0)