2021年12月04日
WA / SVI リミテッド バレル&マガジン オーバーホール

前回「マグナブローバックエンジン」について浅い知識をひけらかしてみましたが今回はスライドパーツの流れでバレルを分解。
マルイのハイキャパ同様、この機体もバレルはアウターとインナーで構成されています。
で、不思議なのがアウターバレル。前後2つのパーツに分けられていてマズル側がアルミ、チャンバー側が樹脂製となっています…何のためかは不明ですがとりあえず気にしないことにします。

ショートリコイルの仕掛けもマルイと違うんですね。スライドストップを軸に「バレルリンク」というパーツがスイングアームのような動きをしてショートリコイルします。
私は実銃の知識がほぼないのですが、このギミックのほうが実銃に近いんでしょーか?好きな人にはたまらんポイントなのかもしれませんね。

バレルASSYを分解、なんかパーツ多い…
一応分解する前にネットでいろいろ調べてみたのですがこの「バレルロック」というパーツが壊れやすいみたい、なのでじっくり調べてみると…

「ちゃんとハマっとりまへんがな」
と、この写真のピンがきちんと貫通しておらず片持状態になっていてバレルがグラグラしてました。未使用品なのだから製造組み立て時のミスでしょうね。危うくコイツも短命(すでに長寿か?)にしてしまうところ、これは気にして良かったです。
これ以外は特に気になることもなくパッキンや樹脂パーツにダメージなし。ネタネタした古い油を拭き取って新しい油をサッと吹き吹き。

パッキンはスゴくタイト、気密が高い設計です。前回のマグナの記事にも書きましたが弾を装填してフローティングバルブを押し返さないといけないので簡単に弾が押し出されないようにタイトにしてるんでしょうね。
HOP調整はパッキンと別の「プランジャー」と呼ばれているパーツが請負っていて上下から挟み込む形で調整するみたい…これでHOP回転がどうしてかかるのかが不思議ですが今は気にしないことにします。

で、マガジンも分解チェック。WA用のバルブレンチを持ってないのでバルブはそのまま。一応動きに異常なし。
他のパッキン類も見る限りダメージなし。オイルを吹いて組み上げガス漏れチェック…お漏らしなしでした。
ちなみに新聞はやはり「毎日新聞」。

マガジンで気になったのがこのリップ。これでちゃんと給弾できるんですか?ってくらいガタガタのユルユル。
まぁいずれ判明するのでコレも今は気にしないことに。

そしてWAのガスブロの持病らしい「スライドガバガバ病」…この機体も発症しています。樹脂スライドの経年劣化と言われています…
が、
劣化というより、むしろ構造的にしょーがない症状でしょーね。この変形を修正するために「クランプに挟んでお湯につける」という方法があるそうですが…使ってればまた広がってくるだろうし多分スライドの寿命を縮めるだけのように思うので私はやりません。
むしろガバガバの方がブローバックの抵抗にならなくていいかも。ということでコレも気にしないことにします。
ちゅーことで次はフレームまわりのチェック。その後はいよいよ
実射です。
Posted by harumaki at
23:25
│Comments(2)