2021年08月30日
ハイキャパ ディスコネクター

今回はちょっとクレーム案件のような内容になってるかもしれませんが注意喚起だと思ってお読みください。
写真はどちらもマルイ純正のハイキャパ4.3、5.1用ディスコネクター新品未使用、品番はH51-39です。

ディスコネクターってそもそも何なん?って話ですが…
簡単に言うとトリガーの動きを受けてシアーとハンマーを動かすパーツ。さらにスライドの動きとも連動して上下に動きシアーとハンマーの動きを制限します。
要するにハンマーの「ダウン」と「コッキング」を「ディスコネクト(分断)する」重要なパーツってわけです。

で1枚目の写真でお気づきかと思いますが未処理のモノにはトリガーバーとの接触部分にそこそこ深い溝がありこのまま使用すると間違いなく動作不良を起こします。
製造工程でバリが残るのはわかりますが「溝」はよろしくない。なんでこんな溝ができるのか?ちょっと不思議。ためしに実際にそのまま組み込んでみたら案の定トリガーバーの角がこの溝に引っ掛かり動きが悪くなりました。
なのでもし同じようなパーツに出くわした時はヤスリで平らになるまでならす必要がありますのでご注意を。

で、純正以外はどうなの?ってことでガーダーの「デフリックコート・ディスコネクター」。材質スチール(鉄)に表面硬化処理を施した一品。触っただけでわかりますが硬い!カッチカチです。

で、純正ディスコネクターと比較してもバリや変な溝もなくキレイに処理されてます。いいつくり、いい仕事。
でもね…
「硬くて摩擦係数が低くなって耐久性も向上するなら言う事なしぢゃん!それ使っちゃいなよ!」
…と思うかもしれませんが私は以前にその単純な発想でちゃんと失敗しているのです(過去記事参照)。
ディスコネクターはブリーチハウジングとも連動してるんですよね。以前にステンレス製のディスコネクターで失敗した経験から今は材質が柔らかめの純正を選択しています。いずれガーダーのデフリックも試してみますが、良かったら記事にしてみますね。
しかしディスコネクター考え出した人って
マジで偉大、ほぼ神。
Posted by harumaki at
18:35
│Comments(0)